木津かおりプロフィール

 両親の影響でお腹の中から民謡を聴きこの世に誕生。民謡を後世に繋ぐことを指針に、3歳の初舞台から現在まで、各音楽家の皆さんと共に日本のみならず世界各国演奏活動で回る。NHKテレビ”民謡魂!ふるさとの唄” “民謡をたずねて” “駒井連のニポミン” その他、題名のない音楽会やNHKスペシャル「新・映像詩里山」ては、音楽を”木津かおりとかおりとthe民謡”にて担当する。又歌舞伎ネクスト阿弖流為の音楽隊で参加等、そんな演奏活動の傍らオンラインも含め教室開催も兼ねオンライン慰問なども行いながら、協会の存続と次世代の育成に力を注ぐ。

 両親と姉と共に民謡一筋の木津ファミリーの末っ子として育った分、1980年代中学生の頃には民謡ブームを体験し年齢よりも経験は多めであるが、しかし家族という守られる鎧に逆に苦しめられた経験もあり、本来自由で大らかな気質を押し込めるそんな抑圧の時代の経験があるからこそ、自由な発想の貴重さが身に染みることとなり、現在の活動のベースとなった。今ではその時代を振り返り感謝している。

 現在は、2020年より年一回、独演スタイル木津かおりリサイタルを開催し、テーマありきスタイルにて自身の研鑽にも励む。「木津かおりとthe民謡」では、岡部洋一氏(per)太田惠資氏(vn)とのメンバー間やお客様と作り出す空気感によって、七色に変化する半即興スタイルで国を超えた世界観で民謡を表現している。又ルーパーを取り入れたソロ演奏にも力を注ぎ、お客様体験型スタイルにて、小学生達に民謡の楽しさを届ける活動や、民謡仲間との瞽女一座にて、古民家演奏巡りなど夢に見て絶賛準備中。

 将来は持ち主不在になった行き場のない三味線太鼓尺八笛などの和楽器を活用し、子供達へワークショップを開催したり、教え子達が地域への貢献活動の基盤を残したいと夢は多いが、いずれにしても先人達の生き抜く知恵や、日本人の心が詰まっている民謡を通して笑顔の輪が広がる事をモットーに活動をしてゆきたいという思いは変わらない。

恩師

唄・笛:木津竹嶺師  三味線:本條秀太郎師

太鼓:山田鶴喜美師  日舞:七々扇ヒデ花師

2022年2月。10代の歌声から現在迄。うた声の歴史アルバム。新・民謡いちばんリリース。

YouTube チャンネル 木津かおりの「そろっと民謡」開設。

竹嶺会会主。

一般財団法人日本郷土民謡協会会員(成年部副部長)、公益財団法人日本民謡協会会員。

木津かおりHP http://www.kitsu-kaori.com